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「泉こなたの困惑」の続きです。

意識すればするほどどうしたらいいのかわからない。
放課後、かがみと一緒にアニ○イトに行く。
「おーっす、こなた、行こう。」
かがみのクラスのHRも終わって迎えに来た。
「またね。」
つかさとみゆきさんが先に帰り、かがみと一緒に学校を出る。

電車を乗り継いでいつも行くアニメ○トへ。
今までに何度も一緒に行っているのに、やたら緊張する。
なるべくいつも通りを心がける。
「こなた。」
まただ…。
呼ばれただけでドキドキしてる。
「んー?」
間延びした返事を返す。
「今日あんた変じゃない?」
やっぱりかがみも気づくんだ。
そんなにいつもと違うんだろうか。
いつも通りにしてるつもりなんだけどな。
いつもならどうやって切り替えしてるっけ…。
「へ、変って失礼な!い、いつも通りだよっ!」
「いやー、いつも変だけど、いつもとは違う変さがあるっていうか…」
くぅ…、どうする…、どうする俺!
じゃない私…ってボケてる場合じゃない。
「い、いつも変って何さ、失礼なっ。」
いつもこんな感じのはずだ。
だと思ったんだけど、それに対してかがみは何も言わない。
何か言ってよ。

暫く間をあけてかがみが口を開く。
自分の髪を手ではらいながらこう言った。
「そう、言いたくないなら無理に聞きだすつもりはないけど。」
どこか寂しげに見えたのは私の気のせいだろうか。
かがみのその言葉に何も言えず、暫く沈黙が続く。
何か言わなきゃ、いつもみたいに何か話さなきゃ。
「この後、こなたの家寄っていい?」
先に口を開いたのはかがみだった。
これで会話ができるとほっとしたのも束の間…
え?うちに来る?
かがみがうちに来るのは初めてじゃないし、学校帰りに来るのもおかしいことじゃないけど、
なんで私動揺してるの?なんで緊張してるの?
断るのもおかしいし、断る理由もないし、今はこんな微妙な雰囲気だけどやっぱりかがみと一緒にいられるのは嬉しい。
「こなた?」
色々考えてたから返事が遅れた。
「うん、いいよー。」
さっきまで不思議そうな顔をしていたかがみの顔が笑顔になる。
その笑顔を見て私もなんか心が少し軽くなった。
やっぱりかがみの笑顔はいいなぁ。

買い物を済ませて一緒にうちに帰る。
「お邪魔します。」
お父さん出てこないけど…あ、原稿届けに行ってるんだ。
「お茶持って行くから先に部屋行っといて~。」
「あいよ。」
制服のままグラスに氷を入れ、お茶を注ぐ。
お盆に乗せて部屋まで持って行く。
かがみがうちに来たからといって、特別なことをするわけじゃない。
私はゲーム、かがみは本を読んでいる。
いつものこと。
……何を血迷ったんだろう。
私はゲームの手を止めかがみの方を見て、かがみを呼んだ。
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2008.03.03 l COM(0) TB(0) l top ▲

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